解体工事の流れ
STEP1
お問い合わせ・お見積もり
お電話、またはホームページ内のお問い合わせフォームより、お気軽にご連絡ください。
「空き家になった実家を解体したい」「家の建て替えで解体業者を探している」など、さまざまなご要望にお応えいたします。
それぞれのお客様にあったプランを考慮するため、物件の現況、建物内部の様子、解体予定時期、解体後の予定などの聞き取りをさせていただきます。
STEP2
事前調査・計画立案・契約
営業担当の者がお伺いして現地調査を行い、必要な重機車両や立地条件を反映した解体工事の計画を立案します。周囲に商業施設や保育園がある場合は、時間制限が生じることがあります。また、解体後の土地活用法によって、解体工事後の仕上げ作業の方法が変わることもあります。
完成した工事計画書をもとに、お客様へ工程説明を行い、現行の法令に基づきお見積り金額をご提示いたします。
ご提示金額にご了承いただけましたら、石綿分析調査・分析を行い最終金額の確定をします。それを基にお客様と当社にて解体工事請負契約を結ぶ流れとなります。
STEP3
許可申請・届出・ライフラインの撤去作業(電気、水道、ガス、汲み取り等)
解体工事には各種許可申請や届出が必要です。
「建設リサイクル法に関する届出」や「建築物除却届」を市役所窓口に提出するほか、「石綿事前調査結果報告」を労働基準監督署、及び各自治体の窓口に提出します。場合によっては、警察署に「道路使用許可申請」や、各道路管理者に道路占用許可申請等、各現場に適する許可を受ける必要があります。
委任状が必要な場合はお客様にご記入いただき、弊社にてお手続きいたします。その際は、ご協力よろしくお願いいたします。
また解体作業の前にライフラインの撤去作業が必要となります。まずはお客様に各業者との契約の解除をしてもらいます。
その後当社から各会社、専門指定業者に撤去工事の依頼、段取り、着手と進めます。
STEP4
挨拶回り
解体工事においては、騒音、振動、粉じんなどの影響が避けられません。
迷惑をかけてしまう可能性がある近隣住民に対して欠かせない配慮として、工事着工の数日前までに、近隣住民の皆様にご挨拶を行います。
STEP5
内装解体、分別・廃棄物処理
重機を使用して解体をするための事前準備をします。まず家電製品や家具などの残置物を撤去し、人力作業にて、建物内部の石膏ボードや断熱材、窓ガラス、畳などの内装材を分別解体をしていきます。
基本的には重機を使いますが、場合によっては手作業で撤去することもあります。
解体後は、木材、ガラス、鉄など、材質ごとに細かく分別し、適した大きさの車両で搬出を行います。各処分場やリサイクル場に搬入した廃材は、責任を持って適正に処理いたします。
その後、足場の設置と、防音・防じん対策などの養生設置作業を行い、解体工事中の安全性を確保します。
STEP6
外装・構造体解体、分別・廃棄物処理
各現場に適した重機を搬入して、屋根・外装・基礎部分などを含めた構造体を解体します。
また外構箇所がある場合には塀・車庫・物置・立木・庭石などをお客様にご要望に合わせて順次撤去していきます。
ここが、最も振動や騒音、粉じんといった事象が発生しやすい工程です。作業員は、周囲の環境や近隣住民に十分配慮して作業を進めてまいります。
発生した廃材は適正に分別し、適した大きさの車両で搬出します。処分場に搬入した廃材は、責任を持って適正に処理いたします。
STEP7
整地・後片付け
地中の確認や整地を経て、足場や養生を撤去したら、重機を搬出。全体を清掃して工事完了です。
建て替えの場合は、基礎部分を除いたすり鉢状の土地でお引き渡し、駐車場設置や土地の売却などの場合は、砂利などを敷き詰めて更地の状態でお引き渡し、といったように目的に合わせた整地を行います。
最後に、お見積り内容での施工が完了しているか、お客様ご自身でご確認ください。問題なければ、お引き渡しとなります。